北区、 東京、 矯正歯科、 一般歯科
部分的な義歯を作製する場合、残っている歯に維持を求めますが、従来のクラスプ(バネ)を使わず、維持を求める歯に二重の冠を作り(外冠、内冠)、それによって義歯を維持する方法です。
茶筒を考えると理解しやすいと思います。茶葉を入れる筒にぴったりとあった蓋はなかなかはずすことが難しいです。それと同じ理屈で強固な維持力を使って入れ歯を安定させるのです。
術前の口の中の状態です。
正面から見た写真です。
右側から見た状態です。
一番奥の歯(犬歯の隣)は、抜歯しました。
左側から見た状態です。
奥から2番目の歯は抜歯になりました。
下から見た状態です。
最終的に残った歯は3本になりました。
3本の残った歯に、冠(内冠)を被せました。
上の写真の内冠に合わせて外冠を作り、義歯に取り付けた状態です。
裏面から見た状態です。
最終的に口の中に入れた状態です。バネが見えないので審美的には満足できると思います。下の義歯については、この段階では以前の義歯を使用しています。
また、この装置の特長である維持がしっかりしている点、さらにバネと違って清掃が非常にやりやすい点が評価できます。それらにより義歯が良い状態で長く使用できます。